保護犬の気持ちがわかる!理解出来る最高のパートナーになろう
yuru
わたしたちは、言葉で感情を伝えることが出来ないワン。(わたしは特殊よ) その代わりにいろんな感情をあらゆる仕草などで伝えているの。
かえで
そうなのね。私たち人間が、仕草や行動で気持ちを読み取っていかないとね!
犬を含む動物たちは、体の動きや仕草で相手に気持ちを伝える 【非言語コミュニケーション】をとっています。 代表的な例を紹介します。

仕草からわかる犬の気持ち

 
散歩中、わんちゃんに遭遇しすると、伏せてしまいます。怖がっているのでしょうか?
わんちゃんに遭遇して伏せをするのは相手のことを嫌いなわけでも怖いわけでもなく、 【友達になりたい】というサインなんです。

1目をそらす

犬が目をそらすのは、相手に敵意が無いことを示しています。
【あなたに危害を加えるつもりはありませんよ】
という気持ちの表れなんです。

鼻をぺろっと舐める

ご飯の時とは違う場合があり、緊張している相手や、
自分を落ち着かせる時に鼻を舐めることもあります。

匂いをクンクン嗅ぐ

鼻を舐める時と同様に、こちらもありふれた行動ですが、
自分の気を紛らわすために地面の匂いを嗅いで
落ち着こうとしている場合もあります。

からだを掻く、身震いする

皮膚がむず痒い場合や、水でからだが濡れてしまった後にも見られますが、抱っこされたり触られたりなど
犬が不快に感じたり緊張した後など同じような行動が見られます。
気持ちを切り替えるためにブルブル身震いをしています。

あくびをする

眠い時ももちろんあくびをしますが、
緊張が解けた後や飼い主さんに叱られている時など
【そんなに怒らないで】
飼い主さんに落ち着いて欲しくてあくびをすることもあります。

行動からわかる犬の気持ち

1片方の前足を上げる

犬が散歩中などに、片方の前足を上げるのは、何かに集中・警戒しているときや その犬にとって、気になる音やにおいがある場合です。

人の足を鼻でツンツンする

飼い主さんにかまってもらいたいときなどに、 「ねぇねぇ構って」と鼻でツンツンすることがあります。 飼い主さんが反応してかまってくれることを知ると、 甘えたいときに鼻でツンツンするようになります。

舐めてくる

親子や仲の良い犬同士でグルーミング(毛繕い)をするように、 飼い主に対しても同じように舐めてくれることもあります。 ただ必ずしもグルーミングとは限らず、口や手に美味しいにおいが残っていても、 犬はにおいを嗅いで舐めてくるので、食べた後は手を洗ってから接するようにしましょう。

鳴き声(吠える声)からわかる犬の気持ち

1「ワンワン」と吠える

飼い主さんが帰ってきたり、遊んでいる時などの楽しい嬉しいといった気持ちが溢れて声が出てしまう場合があります。 散歩中に他の犬や知らない人に吠えるのは、警戒威嚇によるものです。 防衛本能ですが、誰彼構わず吠えたり、対象がいなくなっても吠え続けるような場合には しつけが必要かもしれません。
   

「グゥ〜」とうなる

低く太く「ウー」と言っているときは威嚇怒っているときの声です。 食べ物やおもちゃなどの自分のものを守ろうとするときや、 嫌なことをされたときに唸ります。

「キャンっ」と高く鳴く

「キャンッ」という高い鳴き声は、何かにびっくりしたり、痛みを感じたときに出る声です。犬が落ち着いたら、歩き方がおかしくないか、からだを触ってみて嫌がったり痛がったりするところがないか丁寧に確認してください。「キャンキャン」と長く鳴いている場合は、パニックになってしまっている可能性があるので、慌てずに一度落ち着かせてあげましょう。ただ、犬が全然落ち着かない場合や震えている場合には、大ケガをしている可能性があるので、早急に動物病院で診てもらいましょう。

「クーン」と鳴く

犬が「クーン」と鼻を鳴らすのは、甘えたいとき寂しいとき叱られた後などです。子犬の時期に多いですが、成犬になってからでも飼い主さんに甘えたいときなどに鳴くことがあります。

「ウォーン」と長く鳴く

遠くにいる犬とコミュニケーションをとるために遠吠えをすることがあります。 飼い主さんが出かけてしまったときに寂しさから遠吠えをする犬もいます。 遠くにいる飼い主さんとコミュニケーションをしようという狼時代のなごりなのです。

犬のストレス!同じことを繰り返す行動にご注意を

犬が自分のしっぽを追いかけて回るのはなぜ?

犬が、自分のしっぽを追いかけてくるくる回っている様子は、 ストレスが原因となっている場合もあるので注意が必要です。 いつまでもしっぽを追いかけたり、からだの同じところを何度も舐めたりなどの 同じ行動を繰り返す場合は、【葛藤行動】の可能性があります。 こうした行動の元になるストレスの原因は、環境の変化運動不足飼い主とのスキンシップ不足など、理由は様々です。 葛藤行動がエスカレートすると、自分を傷つけたり事故につながることもあります。 そうなる前に気になる場合は、はやめに動物病院に相談しましょう。 また、葛藤行動は犬種により出やすいものが違います。

しっぽを追う

・柴犬 ・ジャーマンシェパード
 

自分の後ろ足や、お尻を気にする

・ミニチュアシュナイザー

自分の影を見つめたり、追いかける

・ボーダーコリー
 

前足の先を舐める

・ラブラドールレトリバー
 

同じルートをぐるぐる歩き続ける

・ブルテリア

自分の脇腹を吸う

・ドーベルマン
上記はあくまで例ですが、例外もあります。 押さえておきたいポイントとしては、 ①行動がやたら多くなる ②ずっと同じことを続けている の2点です。このような行動をとるようになったら 愛犬のストレス発散のためにも、たくさんスキンシップを取るようにしましょう。 ひどい場合は、一度獣医さんに相談してみましょう。  

愛犬をもっと幸せにする方法3つ

「犬の幸せ」って考えたことありますか? 愛犬目線に立って犬を幸せにする方法をご紹介したいと思います。  

1恐怖心や不信感、緊張感を与えない

犬の幸せとは、「安心、信頼、安全を感じ、リラックスできること」がとても重要です。
また、飼い主さんとの信頼や、良好な関係性が犬の幸せを叶える方法なのです。

愛犬のお世話を毎日丁寧に行う

犬の幸せとは「安心して眠れて、栄養バランスのとれた食事を取れること」などもあります。日常的で何気ない毎日のお世話と環境づくりがとても大切になってきます。
その積み重ねが、犬から飼い主さんへの信頼、絆、感謝となり、幸せにつながります。
犬はとてもデリケートな動物なので、しっかり愛情を持って接してあげましょう。

犬が日頃から喜ぶような行為を増やす

犬の幸せは、「飼い主さん」です。飼い主さんと一緒に何かをするということは
「ワクワクする楽しみ」になり、それが犬にとっての幸せにつながります。
特別なことではなく、例えば新しいおもちゃを買ってあげたり、散歩のコースを少しいつもと変えてみる、など犬がワクワクするようなことを考えてあげてみてください!
愛犬の幸せそうな顔をする時を見逃さないで、小さな変化をつけたり、犬が好きそうなことを見極めて日常的に増やしてみたりしてあげましょう。
最後に
犬の気持ちを読み取るには、愛犬をよく観察することから始めてみましょう。 観察することでいろんな行動が目につくようになり、
おのずと気持ちが読み取れるようになってきます。 そうすることによって、愛犬との絆もより深まっていき、
信頼関係にも繋がっていきます。
また、愛犬目線になって愛犬が喜びそうなことなども日頃意識して
行動してあげるようにしましょう。
愛犬と出会えた幸運や幸せを一緒に噛み締めてくださいね。
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